ストレスは不妊の原因になる?

不妊の原因とストレス

不妊に悩んでいるときはその原因がなにか、かなり気になる方も多いでしょう。
このときにストレスもその原因ではないかと気になる方も多いと思います。
過剰なストレスは総じて体調不良の原因となりがちですよね。
不妊との関係はどうかというと、やはり関係している可能性があるのです。

妊娠するためには精子と卵子がうまく出会う必要がありますが、それは卵管から排卵が行われたあととなります。
これが正常に行われていないと、卵子と精子が正常に出会う確率も下がり、妊娠も難しくなるのです。
妊娠する確率を上げるためにはなるべく適切に排卵が行われることが必要ですが、大きなストレスがかかっていると排卵にも影響が出る場合があり、妊娠しにくくなる場合があるのです。
このようなわけでストレスは不妊の原因となる場合があります

性生活に影響が出る場合も

ストレスが不妊につながる原因は排卵障害だけとは限りません。
単純にそのストレスが原因で性生活の頻度が下がる場合もあります。
心身共に健康なら性生活も正常に行われやすく、特に妊娠を希望するカップルや夫婦なら頻繁に性行為を行うことも多いでしょう。
しかしストレス過剰の状態にあると性行為を行う意欲や余裕が失われやすく、性行為の頻度が下がることにより、妊娠しづらくなることがあるのです。
これもストレスが不妊の原因となるケースですね。

女性の排卵障害のように体に物理的な影響があり、それが不妊の原因となる場合もあります。
勃起しなくなる、性行為の最後まで満足に勃起させられないなど男性の勃起障害がストレスによって起こる場合もあるのです。
勃起が起きないと性行為も難しくなり、その結果で起こる妊娠も難しくなります。
このような形でストレスが不妊につながる場合もあります。

妊娠を目指すために

不妊治療を受けて妊娠を目指すためにも、できる範囲でなるべくストレスのない生活を心がけることも大事です。
仕事を持っている方も多いですから、完全にストレスをなくすことは難しいでしょうが、できる範囲でストレス源をなくす、ストレス解消に努めるなどするといいでしょう。

そして不妊治療は病院で受ける方も多いでしょうが、このときにはその病院の利用や通院がストレスにならないような病院を選ぶことが大事です。
病院で受ける不妊治療がストレスの原因となるケースも珍しくはありません。
そうならないように、通いやすい位置にある、土日もやっているなど、なるべくストレスなく利用できる病院を選ぶといいでしょう。